インプラントを長持ちさせたい人へ~3つのポイント~
こんにちは。
足立区西新井大師西駅が最寄りの「西新井クローバー歯科」です。
歯がないところを補う治療として、「インプラント」があります。
人工の歯の根を埋めることで、しっかり安定し、よく噛めるので快適に過ごすための治療のひとつです。
いつまでも自分の歯のように食事や生活ができるように、インプラントを長持ちさせたいですよね。
インプラントは「むし歯になる」ということはないですが、きちんとメンテナンスができていないと取れてきてしまう場合があります。
そうならないように、インプラントを長持ちさせるためのポイントを3つ、お伝えします。
インプラントを長持ちさせるためには、定期メンテナンスはとても重要なものです。
インプラントは全てが人工物でできていますが、天然の歯に比べると細菌感染しやすいです。
そのため、歯ぐきの溝である歯周ポケットからの細菌感染が起こると、「インプラント周囲炎症」といって、インプラント周りの歯ぐきの炎症につながります。
歯周病と同じように自覚症状がでにくいため、感染が進むとインプラントが取れてしまう危険があります。
また、定期メンテナンスでかみ合わせやレントゲンを撮影して経過を見ていくことで、インプラントを長持ちさせることができます。
インプラントの寿命が短くなるリスクは、、非喫煙者に比べて喫煙者は約2倍だといわれています。
タバコに含まれる「ニコチン」や「タール」が血管を収縮させることで、歯ぐきへの酸素や栄養が行き届きにくくなり、歯ぐきの中の骨へ影響します。
インプラントは、歯ぐきの中の骨とくっついて支えになっていますので、骨が弱くなれば支えも弱くなります。
また、歯ぐきの免疫低下や唾液の減少により細菌を増殖しやすい環境を作ってしまい、インプラント周囲炎へのリスクをあげてしまいます。
なによりも重要なのは、毎日の歯磨きです。
というのも、1カ月に1日、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けに行くとしても、他の日はご自分でのセルフケアで、インプラント周囲炎を予防していかなければいけません。
天然の歯と同じように、またはそれ以上に汚れを落とすことを考えましょう。
歯ブラシで、インプラントと歯ぐきの境目の汚れを、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間の細かい汚れを落とします。
歯間ブラシにはいろいろな大きさがありますので、どのサイズを使えばよいかは、歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。
西新井クローバー歯科では、歯を守る治療を大切にしております。
インプラント治療が完了した後も、状態が維持できるように3つのポイントに気を付けていきましょう。
そこから生涯「噛める」ことができるように、メンテナンスやケアのアドバイスを徹底しております。
一緒にお口の健康を守っていきましょう。