乳歯をむし歯で失った!永久歯への影響は?
こんにちは。
足立区西新井大師西駅が最寄りの「西新井クローバー歯科」です。
むし歯でやむを得ず、乳歯を抜歯しなければいけなくなったとき、将来生えてくる永久歯への影響が心配になりますね。
永久歯は生涯に渡り使う歯なので、いつまでもきれいで、そして、健康であってほしいですよね。
一度なってしまったむし歯は、治療をしなければ治りません。
治療後にきちんとケアをすれば、乳歯がむし歯であったとしても、その後に生えてくる永久歯はむし歯ではない健康な歯の状態です。
だからといって乳歯を何本も失ってしまうと、お口全体で見ると影響がでてくる場合があります。
乳歯の生え変わりは、まず前歯から始まります。
奥歯の生え変わりが始まるのが、9歳頃からです。
生え変わりの始まる前に、乳歯を失ってしまうと、抜いたスペースを埋めようと横の歯が少しずつ倒れて斜めになります。
永久歯は、乳歯の約2倍の大きさです。
斜めに倒れてくることで、乳歯の歯並びが悪くなるのはもちろんですが、永久歯が生えてくるときもスペースが狭くまっすぐに生えてこれず、歯並びを悪くする原因のひとつになることがあります。
乳歯がむし歯になっても、お子さま自身は痛みの原因がよくわからず、痛みを伝えにくいです。
むし歯が悪化するスピードも早いので、お口の中の菌が増えてしまい、むし歯だらけになるリスクがあがってしまいます。
できるだけむし歯は早期発見、早期対処で早めの治療でむし歯のリスクをあげないことと、お子さま自身の負担も軽くしてあげましょう。
乳歯を早い年齢から失うことでおこる影響は対策できないのでしょうか。
まずは、乳歯をむし歯にしないということが大切です。
乳歯は、表面の硬いエナメル質が永久歯に比べると薄いので、むし歯の進行は早いです。
見た目も小さい穴で、分かりにくい場合もありますので、定期的な歯科検診は重要です。
また、フッ素の活用をして歯の質をあげていきましょう。
西新井クローバー歯科では、お子さまが歯科医院に苦手意識を持たないよう、お一人おひとりに合わせたペースで治療していきます。
お子さまのお口の中で不安や疑問があれば、いちどご相談ください。