子どものむし歯予防にフッ素は必要?始める時期とメリット
こんにちは。
西新井大師西駅より徒歩5分の歯医者【西新井クローバー歯科】です。
早めに子どものむし歯予防を始めたい、フッ素塗布がむし歯予防にいいと聞いたけど濃度が心配など、フッ素塗布について考えている方も多いかもしれません。
本記事ではフッ素塗布の概要や濃度に関する注意点、メリット、フッ素塗布を始める時期について解説します。
子どものむし歯予防には、フッ素塗布が有効です。むし歯予防として使われるフッ素は、フッ素化合物という成分でできています。
カルシウムやナトリウムと結びついたフッ素を歯の表面に塗り、むし歯予防につなげます。
フッ素塗布に使用されるフッ素の濃度
歯科医院でのフッ素塗布では、専門家がお子さまの年齢に合わせて適切な濃度を選んでいるため安全です。
ただし、市販されているフッ素入りの歯磨き粉の場合は、年齢によって適切な量が変わることがあります。
過度なフッ素塗布はフッ素症を発症する可能性があるため、不安な場合は、歯科医院での専門家による塗布をおすすめします。
フッ素塗布によるメリットには、以下の点が挙げられます。
●むし歯の原因菌の働きを抑える
●むし歯の原因菌の増殖を抑える
●歯を強くする
●初期のむし歯を修復する働きが期待できる
●大人も子どももできるむし歯予防である
フッ素塗布は親子でできますので、お子さまと一緒に受けるのがおすすめです。
フッ素塗布自体は、歯が生え始めたらすぐにできますが、上下・左右の歯が生え揃った1歳頃が開始時期としておすすめです。
1歳未満であれば歯の本数は少なく、むし歯のリスクは低いからです。
開始時期が不安な場合は、むし歯予防としてフッ素を塗布したいことやお子さまの歯の本数、年齢を伝えた上で歯科医院に相談してみましょう。
当院では、小児歯科として予防ケアを行っています。
定期検診や、ブラッシング指導、フッ素塗布のほか、食事やおやつなどの栄養指導も行いむし歯のリスク軽減に努めています。
また、フッ素塗布ではお子さまの年齢に合ったフッ素濃度を選び塗布しています。